役者になれる演技レッスン

「役者になりたいけど、学校や仕事が忙しくて、レッスンを受ける時間がない! しかもお金もかかるし・・・」 と悩んでいる方必見!お金も時間もかけず、日常生活の中で、一人でできる簡単な演技トレーニングを舞台150回以上、NHK朝ドラなど30本以上のドラマや映画に出演した元俳優が基礎から公開!他では教えてくれないプログラムなので、ブログの内容を実践すれば、ライバルに差をつけ、高い演技力でプロの役者になれるサイト

感情表現を豊かにする笑う発声練習

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おはようございます。Satoyaです。

 

今回は「発声練習をしながら

感情表現を豊かにする方法」をお伝えします。 

 

この記事は、

  • 声が小さくて悩んでいる
  • 感情表現豊かに演じたい
  • 楽しく演技力を高めたい

という方にオススメです。

 

最後まで読んでいただき、実践すれば

しっかりと発声ができ、

感情表現も豊かになるので

演技力が高い役者になれます!

 

 《目次》

 

感情を表現するとは どういうことか

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「感情を表現する」とは、

どういうことでしょうか?

 

それは、

自分や他人の言動や出来事(刺激)対して

心で感じて反応したこと(感情)を

体で表す(表現)ということです。

 

例えば「漫才を観て笑う」という感情表現は、

言動や出来事(刺激)➡︎漫才を観る、聴く

心で感じて反応したこと(感情)➡︎ネタが面白い

体で表す(表現)➡︎笑う

ということになります。

 

私たちは普段、様々な感情が湧き

表現をしています。

 

例えば『嬉しい』という感情を

「泣く」「笑う」「大声を出す」

「ガッツポーズをする」など

いろんな表現をしています。

 

逆に『泣く』という表現には、

「嬉しい」「悲しい」「悔しい」など

いろんな感情があります。

 

役を演じるということは、

「役の様々な感情をいろんな形で表現する」

ということです。

 

なぜ演技で感情が表現できないのか

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レッスンやオーディションでは、

机の上にりんごが置いてあり

「りんごを見て、笑って下さい」

と講師や審査員から笑う演技を

求められることがあります。

 

その時に演技未経験者、初心者でよくいるのが

顔が引きつった状態で「ハハハハハハ・・・」

気持ち悪い笑い方をする人です。

これは、演技ではなく

「何となく笑っているフリをしている」

ということです。

 

「笑わないといけない」という

プレッシャーで顔が引きつり

笑う演技と言えば「ハハハ」と

声を出しているというイメージだけで

表現しようとしています。

 

この時に「机の上のりんご」に対して

どのような感情で笑うのかを

瞬時に想像することが必要です。

 

例えば、「近所のおばちゃんの顔が

りんごみたいで見た瞬間に思い出して笑う」とか

「夏休みに帰省した時、みんなで楽しく

りんごを食べたことを思い出して笑う」とか

「今、りんごに対して何の感情も湧かず

バカバカしくて笑う」など

何か笑う理由を作って想像することで

笑うという演技ができます。

 

役を演じる時、

これらを「役が生ている世界は、

どういう環境で役はどういう人生を生きて

どういう生活をしている」ということを想像し

「役の感情を表現するためには、

どのように動いて、どのように台詞を話すか」

監督やプロデューサーの指示や要求を踏まえて

考えて演じます。

 

ただ、いきなり

ここまで考えるのは難しいと思うので

演技で感情を表現するためには、

どうすればいいのか

基本になることを次の項目からお伝えします。

 

演技で感情を表現するには どうすればいいのか

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この項目では、役を演じる前の段階、

台本も役もない状態で

「ただ感情を表現するだけ」という

基本的なことをお伝えしたいと思います。

 

演技で感情を表現するには、

どうすればいいのか?

 

それは、感情を刺激する出来事や

自分や他人の言動を記憶して

何もない状態で記憶したことを思い出して

感情を表現することです。

 

みなさんは、テレビやYouTube

好きな芸人さんの漫才やコントを観て

凄く面白かったら、友達に

「○○のネタ、めちゃめちゃオモロかったわぁ」

と話をすると思います。

 

その時「頭の中で芸人さんがネタをしているの

思い浮かべて、笑いながら話をしている」

と思いますが、これは充分

「演技で感情を表現している」ことになります。

 

それは、

「そこにないものをあたかも、そこにあるように

感情を表現する」ことが演技だからです。

 

友達に話をする時、

その場では、芸人さんのネタを実際には

観ていないのに、あたかも観ているように

笑いながら感情を表現しています。

 

そう考えると、笑う演技をするということは、

記憶したことを思い出して笑う「思い出し笑い」

をすればいいということです。

 

ここで注意しないといけない点として、

思い出そうと頑張らないことです。

頑張れば頑張るほど思い出すことが

難しくなります。

 

学校のテストで答えが出ない時、

頑張って思い出そうとしますが

中々思い出せないのと同じです。

 

思い出せなくなるのは、気持ちが焦ったり

緊張したりして余裕がないからです。

逆に気持ちに余裕を持つことができれば、

思い出しやすくなります。

 

余裕を持つには、どうすればいいのか?

 

それは、リラックスすることです。

リラックスをすれば、

記憶も思い出しやすくなります。

そうなれば、自然に感情も湧き上がり

表現も豊かになります。

 

そして、その表現ですが

演技では、台詞を話すことが

最も表現の豊かさを求められます。

 

台詞で豊かに表現するためには、

発声練習が重要です。

次の項目では、発声練習についてお伝えします。

 

発声練習は「頑張らない」ことが大事

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表現を豊かにするために発声練習は重要です。

 

その発声練習ですが、みなさんは、

どのようなイメージがありますか?

 

学校で演劇部が屋上などで

「アーエーイーウーエーオーアーオー」とか

「あめんぼあかいなあいうえお」とか

大きな声で発声していることを

イメージした人も多いと思います。

 

私も劇団時代、これらの発声練習を

行っていました。

 

ただ、発声練習で大事なことは、

頑張らないことです。

 

私が劇団の稽古や事務所のレッスンで

頑張って発声練習を行っている人が

多かったんですが、頑張っている人ほど

演技は上手くありませんでした。

 

それはなぜかと言うと、

何も考えずに発声練習をしているからです。

 

演じる上での発声練習の目的は、

「台詞を話す時、発する言葉に

役の感情を乗せて表現する」ためです。

 

何も考えずに発声練習だけを頑張っていると

それなりに大きい声は出ますが

演技で必要な感情を表現する声が

出せなくなります。

 

台詞を話す時に、いろんな感情を

表現しようとしても、同じような声しか出せず

単調な演技になりがちになります。

単調になると棒読みになり

表現できる感情の幅が狭くなります。

 

では、頑張らないで発声練習をするとは、

どういうことか?

 

それは、リラックスをして楽しむことです。

決して頑張ろうとせずに

遊び心を持って発声練習をすることが大切です。

 

まずは「アァー」と声を出してみます。

次に声を「大小・強弱・高低・スピード」

変えて発声してみます。

 

  • 大きく「アアー」小さく「ァァー」
  • 強く「アッ!」弱く「ァァ〜」
  • 高く「アァ△」低く「アァ▽」
  • 早く「アァッ」遅く「アァ〜」

 

いろんな声を出して遊んでみましょう。

いろんな声を出すことができれば

台詞を話す時に表現の幅が広がります。

 

感情表現を豊かにする笑う発声練習

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それでは、楽しく発声練習をするための

「感情表現を豊かにする笑う発声練習」

をお伝えします。

 

発声練習は、頑張らずにリラックスして

①②③の順で行って下さい。

 

①笑いを記憶して思い出す

  • 笑える映像を観て、記憶する。
  • 記憶したことを思い出す。
  • 思い出して笑う。

 

思い出しても笑えない場合は、

記憶できるまで、何回も観ましょう。

 

腹式呼吸でいろんな声を出して楽しむ

  • 軽く運動➡︎姿勢を良くする➡︎腹式呼吸
  • 腹式呼吸でゆっくりと普通に発声。
  • 大小・強弱・高低・スピードを変えて発声。

 

首、肩に力が入らないように

リラックスして発声しましょう。

 

③感情表現を豊かにする笑う発声練習

笑う発声練習は、ハ行で行います。

 

〈ハ行で行う2つの理由〉

●ハ行が一番、空気を使う。

息をしっかり吸って吐かないと

ハ行は発声できないので

ちゃんと腹式呼吸で発声が

できているかがわかる。

 

●笑い声はハ行で表現できる

ハハハハハハ➡︎明るい笑い声

ヒヒヒヒヒヒ➡︎いやらしい笑い声

フフフフフフ➡︎控えめな笑い声

ヘヘヘヘヘヘ➡︎照れた時の笑い声

ホホホホホホ➡︎上品な笑い声

 

それでは、

感情表現を豊かにする笑う発声練習を行います。

★「ア・イ・ウ・エ・オ」と

しっかり口を開けることを意識しましょう。

 

それでは、思いっきり息を吸って

記憶した笑いを思い出しながら

 

  • 「ア」の口の形で、明るく

アハッハッハッハッハッハ・・・

 

  • 「イ」の口の形で、いやらしく

イヒッヒッヒッヒッヒッヒ・・・

 

  • 「ウ」の口の形で、控えめに

ウフッフッフッフッフッフ・・・

 

  • 「エ」の口の形で、照れながら

エヘッへッへッへッへッへ・・・

 

  • 「オ」の口の形で、上品に

オホッホッホッホッホッホ・・・

 

という感じで

酸欠に気をつけて発声してみましょう。

 

あとは大小・強弱・高低・スピード」

変えて発声をして下さい。

笑いながら「感情の変化」を感じると思います。

いろいろと楽しみながら試してみましょう。

 

なぜ「笑う発声練習」をするのか

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今回は「笑う」という感情でしたが

これは「怒り、悲しみ、喜び」など

他の感情を表現する時にも

今回、お伝えした方法を使って下さい。

 

その時の注意点として

「怒り、悲しみ」などネガティブな感情の時は、

感情を刺激することを記憶して

感情表現したあとは、ポジティブな感情で

気持ちを切り替えて下さい。

 

ネガティブな感情は残ると

ストレスが大きく、精神的な不調に繋がります。

 

女優の仲間由紀恵さんは、

ネガティブな感情を表現した演技のあと

すぐに控え室に戻り、お笑いのDVDを観て

気持ちを切り替えているそうです。

 

ネガティブな感情のあとは、

ポジティブな感情に切り替えて

精神的な健康を保つようにして下さい。

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今回は「笑う発声練習」をお伝えしましたが

なぜ「笑う発声練習」をするのか?

 

それは、

  1. 感情表現を豊かにする。
  2. しっかりと発声をする。
  3. 気持ちを前向きにする。

ということが目的です。

 

1. 2. は、お伝えした通り

「記憶した笑いを腹式呼吸発声しながら

笑い声で表現をする」という演技で大切な

「感情表現」と「発声」を鍛える。

という効果があるということ。

 

そして、3. は、気持ちを前向きにする

とありますが、女優として演技の仕事をする中で

何回もオーディションに落ちたり

撮影で何回もNGを出したりと

失敗したり、ツラいことを経験し、

気持ちが落ち込むことがあると思います。

 

私も舞台で台詞が飛んだり、

撮影でたくさん失敗しました。

 

でも、夢を叶えるためには

試練や困難があっても

前に進まないといけません。

 

大切なことは、どんだけツラいことがあっても

気持ちを切り替えて前向きになることです。

 

そんな時、気持ちを前向きにするには、

「お腹の底から笑う」ことです。

 

ただ、「お腹の底から笑う」のではなく

笑うことも演技トレーニンに取り入れれば

「ストレス発散しながら演技力も向上できる」

という効果があり、一石二鳥だということです。

 

また、演技トレーニングとしても

「発声練習をしながら表現力も向上できる」

ということでも一石二鳥です。

 

そういう意味で

「感情表現を豊かにする笑う発声練習」は、

忙しくても、短時間で笑うだけで

最大限の効果が発揮される演技トレーニングだ

と言えます。

 

毎日、周りの人に迷惑をかけずに

お風呂などで、思いっきり思い出し笑いで

演技力が高い役者を目指しましょう。

 

今回もお疲れ様でした。