“内気女子向け”はじめての演技入門

女優になりたいけど何をすればいいのかわからない内気女子必見!初心者向けに演技の基本を日常生活で簡単にできるように舞台150回以上・朝ドラに出演した俳優が公開!内気でも人前で堂々と演じることができる内容!自信を持って女優デビューまで導くブログ!

台詞を簡単に覚えられる方法

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おはようございます。井上さとやです。

今回は、自然に台詞を覚えることができること

をお伝えします。

  • なかなか台詞が覚えられない
  • 台詞を覚えるコツが知りたい
  • 台詞の覚え方がわからない

という方にオススメです。

最後まで読んでいただき、実践すれば

「台詞が覚えられない」

というストレスが解消されます。

 

《目次》

 

私の失敗・台詞が飛んで頭が真っ白に

私は、舞台に150回以上出演しましたが、

今でも忘れられない失敗があります。

それは、劇団時代

舞台に出演した時のことです。

私は、準主役で1時間出突っ張りでした。

物語も終盤。

土下座をしてあることをお願いする演技で

土下座をした瞬間、頭が真っ白。

そのまま、固まってしまいました。

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私は土下座をしたまま「・・・」

「た、た、た、頼む・・・」までは出たものの

頭の中で「何やったけ」「出てけーへん」

「アレ、アレ、アレ、アレ・・・」

と思っている間に客席から失笑が・・・

私は「もうアカン。お客さんに

台詞飛んでることバレてる。

何とかしないと・・・」

冷や汗をかきながらテキトーなことを言って

何とか舞台は再開しましたが

あとのことは、何も覚えていません。

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私は、終わった時に「しまったなぁ〜」

と反省しました。

結局翌日から、楽日(最終日)まで

台詞を飛ぶことはなく無事に終了しましたが

私は、台詞を飛ばないように

対策を考えるようになりました。

 

台詞が飛んだ原因は何か

私は、原因を考えました。

まず、本番の2週間前に土下座からの台詞が

台本3ページ分丸々変更になりました。

私は、変更になった台詞が中々覚えられず

時間もなかったこともあり

丸暗記で覚えようとしました。

この丸暗記に頼ったことが間違いでした。

 

私は、二度とこのような失敗をしないために

どのように台詞を覚えればいいのか

考えました。

考えた結果、

  • 台本からキーワードをチェックする
  • 物語の流れを掴み、感情を想像して覚える
  • 何も考えずに自然に台詞が出るようにする

という3つのことをポイントに

台詞を覚えることにしました。

 

まずは物語の流れを掴む

台詞を丸暗記で覚えると台詞が飛んでしまうと

思った私は、台本をどのように読み、

台詞を覚えればいいか考えました。

そして、いろんな演劇に

関する本を読みました。

しかし、どの本も

「感情をどう表現するか」や「役の作り方」

「緊張しない方法」などの内容ばかりで、

「台本の読み方」「台詞の覚え方」が

書いてある本に巡り会うことは

ありませんでした。

 

そんなある日、

ある演劇ワークショップに参加した時、

講師が台詞の覚え方を教えてくれました。

講師の説明は、

例えば雨が降りそうな状況で

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A「何か曇ってきたなぁ」

B「雨、降るんじゃない?」

A「え?傘持ってないよ」

B「持ってないの?」

という台詞のやりとりがあったとします。

この会話のテーマは「雨」です。

そして、「曇ってきた」「雨、降る」

「傘持ってない」「持ってない」というように

台詞には、ポイントとなるキーワードがあり、

そのキーワードで物語は繋がっています。

このテーマになっているキーワードから覚える

と覚えやすいということを教わりました。

 

私は、次の舞台に出演することが決まり、

台本をもらうとまず、

ト書き、台詞から物語の流れを掴むために

キーワードをチェックしました。そして、

台本を読む時にチェックしたキーワードから

今、何のテーマで会話しているのかを理解し、

その会話からどのような感情に

なっているのかを想像しながら

台本を何回もくり返し読みました。

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この方法を行うと驚くほどに

台詞が覚えられるようになりました。

 

大切なのは感情で覚えること

人間の記憶には、

エピソード記憶というものがあります。

印象に残る出来事や感情によって

長い間、記憶しているということで、

簡単に言うと思い出です。

「学校で勉強したことは、すぐ忘れるけど

遠足や修学旅行などの思い出は、

いつまでも忘れない」ということです。

これは、勉強には特別な感情はありませんが

遠足や修学旅行は、楽しかったという感情が

いつまでも頭の中に

印象として残っているからです。

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これらを台本を読む時に利用することで

簡単に台詞を覚えることができます。

台本の読み方としては、

キーワードで物語の流れを掴み

次に感情を想像しながら読むことで

台詞が覚えやすくなります。

相手役の台詞は、どの言葉に自分の役が反応し

感情が変化をしているかを

意識することが大切です。

 

自然に台詞が出るようにする

ある程度、台詞を覚えることができれば、

台詞を忘れないようにすることが大事です。

まず、台本を見ずに台詞を話してみます。

話してみて、忘れやすいところが出てきたら

そこを何も考えず、集中的に覚えましょう。

全体的に覚えることができれば、

次に何かをしながら台詞を話してみます。

例えば、掃除をしながら台詞を

ブツブツとつぶやいてみたり、

お風呂上がりに髪の毛を乾かしている時に

台詞を話してみたりと

「何か動作をしながら、何も考えずに

自然に台詞が出てくる」ことを目的とします。

これは、演技では

食事のシーンなど、何か動作をしながら

台詞を話さなければいけません。

「話すこと」と「動作」を

同時にする必要があります。

そのためには、

「何か動作をしながら自然に台詞が出てくる」

状態までにすることが

台詞を覚えた状態と言えます。

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そして、ここで大事なことは、

台詞は感情を入れずに棒読みで話すことです。

それは、演技をする上で大切なことは、

相手役と感情のキャッチボールができるか

です。

台詞を覚える段階で感情表現を決めてしまうと

相手の感情を受け取ることができず、

一人芝居の状態になり、芝居は成立しません。

相手の感情表現によって

自分の演技が変わることが重要です。

「台詞を覚える時は、役の感情を理解して

流れを掴むために感情を想像する」ことが

必要ですが、

「台詞を覚えているか確認をする時は、

感情を入れずに棒読みで言葉を話すだけ」

にして下さい。

 

ただ、演技の引き出しを増やすために

いろんな台詞の話し方を試すことは、

構わないと思いますが、まずは

動作をしながら自然に台詞が出てくる状態

することが大事です。

 

台本を読む時に大切なこと

今回のまとめとして

役が決まり、台本をもらったら

  • ト書き、台詞から物語の流れを

  掴むためにキーワードをチェックする。

  • 物語の流れを意識して

  感情を想像しながら読み、台詞を覚える。

  • 何か動作をしながら

  自然に台詞が出るまで話してみる。

これらが簡単に台詞を覚えるための流れです。

そして、もうひとつ台詞を覚えるコツとして、

ウォーキングや柔軟体操など

軽い運動をしながら台詞をくり返す

覚えやすくなります。

これは「体を動かすことで脳が活性化されて

暗記力がアップするだけでなく、

記憶と動きの結びつきによって、

暗記したものを思い出しやすくなる効果」

があるということです。

これらを実践することで、

「台詞が覚えられない」という

ストレスが解消されます。

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そして、台本を読む時に大切なことは

  • 設定されている状況
  • 他の登場人物との関係性
  • 自分の役の人物像と感情

などを考えながら読み、

自分の役がその場で

「みる・きく・ふれる・におう・あじわう」

といった五感で何を感じながら、動いているか

台詞を言っているか、相手の話を聞いているか

などを想像しながら読むことが

良い演技をするためには必要なことです。

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「台詞が覚えられない」ということは、

演技で一番ストレスを感じることです。

ただ台本を読んで台詞を覚えるのではなく

今回、紹介した方法を実践することで

そのストレスは解消されます。

そして、台本を読む上で大切なことは、

台詞を覚えることよりもまず、

自分の役を演じる上で

役の感情を表現するために

台本から必要な情報を読み取り

いろんなことをイメージすることです。

そうすれば、自然と台詞は入ってきます。

演技力をつけるためには、

自分なりにいろんな工夫をしながら

演技力の高い女優を目指しましょう!

今回もお疲れ様でした。