“内気女子向け”はじめての演技入門

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36歳で高校生になるための役作り

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おはようございます!井上さとやです!

みなさんは役作りと聞いて

どんなことを思い浮かべますか?

例えば、「ある女優さんは、

バッサリと髪の毛をカットした」とか

「ある俳優さんは、何十キロ減量した」とか

「何本か歯を抜いた」など役作りについて

いろんな話を聞いたことがあると思います。

今回は、私が実践した役作りについて

お伝えします。

この記事は役作りをやり方がわからない」

という方にオススメです。

最後まで読んでいただき、実践すれば

簡単な役作りで表現力豊かな女優になれます。

 

《目次》

 

36歳なのに高校生?

私も今まで、いろんな役を演じてきて

いろいろと役作りをしてきました。

その経験の中で役作りが難しい」

痛感した役がありました。

それは高校生の役です。

というと「え?高校生って簡単でしょ?」

と思われるでしょう。

そうなんです。

普通に高校生の役は簡単です。

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ただ私が高校生の役を演じたのは、 

36歳の時でした。

当時、所属していた事務所の社長から

「舞台出るか?」と言われた私は

「出ます」と軽く返事をしました。

これが間違いでした・・・

すぐに、出演が決まり

主催している劇団で、顔合わせがあり

そこで高校生の役だということを

知らされました。

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私はその時、心の中で

「え?わて36でっせ!高校生って

半分の年齢やんけぇ!できるかーッ!」

と思いましたが、

劇団の人から

「見た目が若いから大丈夫」と言われ

私は「ハ、ハ、ハイ・・・」と

微妙な返事をして、台本を受け取りましたが

正直、全く自信はなく

「36歳が高校生って・・・

これはエラいことになったぞォ」と

私は、不安な気持ちでいっぱいでした。

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すぐに稽古が始まり、

嫌な予感は的中!

演出から

「歩き方がおっさん!」

「話し方が若くない!」

「何年留年してるの?」

と毎回キツーいダメ出しの嵐!

ダメ出しされる度に心の中で

「そりゃそうやろ〜

36歳の立派なおっさんだもの」

と頭を抱えました。

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私は、この舞台の仕事を引き受けたことを

後悔しましたが、時すでに遅し・・・

引き受けた以上は、

頑張るしかありませんでした。

 

高校生になる方法を考える

私は「36歳が高校生になる方法」

を考えました。

いろいろと考えて悩んだ結果。

「ダメ出しされたことを改善しよう」

と思いました。

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〜「歩き方がおっさん」という問題 〜

これを改善するには、まず

「自分がどのように歩いているのか」

を知る必要がありました。

私は、買い物へ行った時。

店のショーウィンドウに自分の姿が

映っていることに気がつき、

自分の歩く姿を見てみました。

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「確かに歩き方は、おっさんでした」

どこが、おっさんなのか・・・

ショーウィンドウの前を行ったり来たり

おばちゃんに変な目で見られながら

何回も行ったり来たりしましたが、

何がおっさんなのか、わかりませんでしたが

その時 “高校生” が通りました。

私は、ジーっと “高校生” を見ましたが

やっぱり、わかりません。

わからないので、毎日

「高校生を観察する」ことにしました。

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〜「話し方が若くない」という問題 〜

36歳で高校生になるための役作り悩んでいる私に演出から

「話し方やけど、声がおっさんやわぁ」

とまたまたダメ出しがありました。

「声がおっさん?」

おっさんって、どんな声なんだろう?

と考えいた私ですが、

家でテレビを観ていると出演している

ベテランのタレントさんが

「歳とったら、声低くなるよなぁ」

と発言をしていたのを聞いた私は、

「アッ!俺の声は、

高校生に比べれば低いかも!」

「声がおっさん!」

という意味がわかりました。

 

〜「何年留年してるの?」という問題 〜

何年留年しているのでしょうか?

まぁ、20年近く

留年しているのでしょうが・・・

要するに「見た目が高校生ではない」

ということだと解釈しました。

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見た目・・・顔?体?雰囲気?

私は、自分の顔を鏡でジーっと見ました。

確かに高校生にしては、

「髪の毛は元気がない」

「顔のシワが目立つ」

「ふっくらとしている」

これが課題ではないかと思い、 

対策を練りました。

 

36歳の高校生を2ヵ月で作る

毎日高校生を観察した結果、

歩き方の違いがわかりました。

高校生は36歳のおっさんより

「姿勢が良く軽やかである」ことです。

私は、稽古の時だけでなく

普段からこの点を注意して

歩くようにしました。

 

そして話し方は、

高校生は36歳のおっさんより

「声が高く話すスピードがはやい」

ということです。

だから、稽古前に高い声ではやく話すように

発声練習をして

「少し高い声で少しはやく話す」ことを

意識して台詞を話しました。

 

最後に見た目ですが髪の毛は、

ボリューム感を出すために

髪型を無造作ヘアにし、

顔のシワは本番でメイクをして

ごまかすことにしました。

ふっくらした顔ダイエットをして

2ヵ月で5キロ痩せることに成功し、

スッキリした顔になりました。

ダイエットですが、季節は夏で

当時、力仕事をしていたので

自然に痩せることができました。

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私は、本番までに

  • 姿勢良く軽やかに歩く
  • 少し高い声で少しはやく話す
  • ダイエットでスッキリした顔にする

ことを意識して

「36歳が高校生になるための役作り」

に取り組みました。

 

36歳が高校生になった!?

そして、いよいよ本番を迎えた私は

自信を持って、高校生を演じました。

物語が終了し、最後に舞台上で

観客に向かって挨拶をする時に私は

「高校生を演じましたが36歳です!」

と言うと、観客から

「エェーーーっ!!」

と驚きの声があがりました。

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観客のアンケートでも

「歳を聞いて驚きました!」

「高校生ではないと思ったけど、

倍の年齢の人だとは思わなかった!」

「高校生っぽく見えました」

などの感想をいただきました。

さすがに高校生には、

見えなかったみたいですが・・・

また見た目だけではなく

「私の演技力も評価する」

感想を書かれている方もおられ、

嬉しい気持ちでいっぱいでした。

こうして私は観客を騙すことができ

私の役作りは、成功しました。

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役を演じることは他人になること

今回、私が舞台で演じるために実践した

 役作り「36歳で高校生になる方法」

として紹介しましたが、

このように、舞台や映像で

お芝居の仕事をしていく中で

役に対して、演出や監督からの

ダメ出しや要求で役を考えたり

または、台本から情報を読み取り

自分なりにいろんなことを想像して、

役をイメージしたりと

役作りには、さまざまな方法があります。

そして役作りの方法は、

作品、監督、役などによって変わります。

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私は、

「役を演じることは他人になること」

だと思います。

そのためには、

「演じる役のモデルになる他人」

を探すことです。身近な人や有名人、

映画やドラマの登場人物などから探して、

その他人を観察する。

 観察するポイントは、

「歩き方、話し方、表情」などから

その人の癖を見つけることです。

そして、その癖をマネる。

これが役作りとしては、一番簡単な方法です。

 

そして、日頃から

「役作りのトレーニング」として、

人間観察をしてものまねをすることで、

「表現力が豊か」になります。

まずは、まわりの友達や家族を

観察してものまねをしてみましょう。

今回もお疲れ様でした!